「リース」のしくみは「リース会社」が契約者のために物件を購入して貸し付けるものです。そのため物件(オートリースの場合は車)の所有者はリース会社になります。
これはリース契約には担保があることと同じような意味になる、と考えることもできますよね。
リースの最も魅力的な特徴は、契約時に「予定残存価格」を設定することです。これにより、契約時の車両本体価格から予定残価を差し引き、契約期間内の利用金額が決定します。契約時にすでに契約満了時の「下取り価格」が頭金代わりに組み込まれている、とも言えますよね。
つまり、同じ車で比較すると、200万円の車をローンで購入する場合は「200万円の借入審査」を受けることになりますが、リースの場合は例えば「160万円の審査」で済むわけです。
さらに「頭金」入れてさらに審査金額を減らることもできます(月額利用料金も減らすことができます)。
「メンテナンス」を組み入れたリースでは、定期的な点検と消耗品交換があるのでいつも車の状態が良好です。そのため、上記2で説明した担保価値が大きく下がる可能性が低くなるため、審査に好材料となります。